TOEIC、英検、TOEFL、その他英語検定とCEFRとの比較

各資格・検定試験とCEFRとの対照表(平成30年3月)




※表中の数値は各資格・検定試験の定める試験結果のスコアを指す。スコアの記載がない欄は、各資格・検定試験において当該欄に対応する能力を有していると認定できないこ
とを意味する。
※ ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定及びGTECは複数の試験から構成されており、それぞれの試験がCEFRとの対照関係として測定できる能力の範囲が定められて
いる。当該範囲を下回った場合にはCEFRの判定は行われず、当該範囲を上回った場合には当該範囲の上限に位置付けられているCEFRの判定が行われる。
※ TOEIC L&R/ TOEIC S&Wについては、TOEIC S&Wのスコアを2.5倍にして合算したスコアで判定する。
※ 障害等のある受検生について、一部技能を免除する場合等があるが、そうした場合のCEFRとの対照関係については、各資格・検定試験実施主体において公表予定。

【出典】文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表(平成30年3月)」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf


CEFRとは

CEFR (Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment) は, 「外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠」と呼ばれます。

①語学シラバスや②カリキュラムの手引きの作成、③学習指導教材の編集、④外国語運用能力の評価のために、透明性が高く分かりやすい包括的な基盤を提供するものとして、20年以上にわたる研究を経て策定され、2001 年に公開されました。現在では 38 言語で参照枠が提供されています。また、CEFR は言語資格を承認する根拠にもなるため、国境や言語の枠を越えて、教育や就労の流動性を促進することにも役立っています。

CEFR の等級は A1、A2、B1、B2、C1、C2 の 6 段階に分かれており、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す「can-do descriptor」を用いて分かりやすく示しています。

外国語の熟達度を表す CEFR の等級には、コミュニケーションの状況や話題、人が行う行為、目的に関する分析のほか、コミュニケーションに用いられる能力について等級別の解説も記載されています。そのため、単に言語の熟達度 を示すことに留まらず、教員研修や、教育課程の改革、教材開発等において CEFR がますます用いられていると考えられます。


【出典】ブリティッシュ・カウンシル「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」
https://www.britishcouncil.jp/sites/default/files/ees-cefr-jp.pdf


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